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孤独の価値 (幻冬舎新書) 新書 – 2014/11/27
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- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/11/27
- ISBN-10434498367X
- ISBN-13978-4344983670
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/11/27)
- 発売日 : 2014/11/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 182ページ
- ISBN-10 : 434498367X
- ISBN-13 : 978-4344983670
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,180位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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説明が面倒くさいから指示すらやりたくない。
そのような趣味、仕事ばかり。手伝ってもらうとするなら工具に手伝ってもらった方が良い。
交流を使う機械作ってたら、電気工事のことうるさく言われるし、あまりにうるさいから電気工事士とってきたら黙るかと思ったら、余計うるさくされる。下手に出てれば調子に乗りやがって、ってヤツだ。一言もなにも言えない。
権利系がなぜかうるさくなる何度も繰り返されるIT系の流行。
なんで同じこと何度も聞かなきゃならんのだ。
「SNSで人気ですから、おすすめです。」
あなたが好きな製品だからオススメ、の方が説得力がある。
その言葉って、「口コミで人気です」とどう意味違うの?と言いたくなったけど、僕はそのあと五分ぐらい泣いた。
どちらも主観的なものであり、自分でどうにか対策するしかできない感情である。
ネットで容易に繋がれる現代だが、ネットは直接会っているわけではないから、
よけい孤独の飢餓感を増幅させることになるのかもしれない。
もちろん、それはひとによるので、ネットで心休まるひともいるだろう。
善があるから悪がある。
孤独なのも、孤独ではないことがあったからの感情であり、当たり前のことなんだけど、
気づくことができて、その点でこの本を読んでよかった。
アニメや漫画等では絆の素晴らしさばかり強調するのには
違和があった。
この本で書かれているのは、絆など人間関係をフィクション
では美化して描き過ぎで、そういった表現を内面の規範として
採用すると絆から疎外されている人は余計に苦しむだろうと
いうことだ。
養老さんも似たような事を云っていて、氏がアンケートで
幸せを感じる時を講演のお客さんに聴いたのだが、人間関係
のことばかりで、逆に云えば人間関係さえ上手くいって
いなかったら、自分は不幸だということになってしまって
危うさを感じる、ということだった。
私は過去に濃密な共同体を生きたことがあるものの、色々な
要素や属性、時代などの背景からいっても、もう濃密な絆の
中で生きていくことは諦めました。動物的だという批判は
あるでしょうが、本が面白いとか、フィギュアが恰好良い
とか、食事がおいしいとか、小さな個人的な幸せを噛み締めて
生きていて、それはそれで、ある程度は幸福です。
前にネット上で、孤独に生きていて、何をしてもつまらない。
自分はものを食べる時も誰かと美味しいねって云い合わなけ
れば幸せを感じない、という人がいて、その人はアニメが好き
で、あてになる批評を書いていたのですが、自殺願望がある
ようでした。本書は、そういった人にこそ是非読んで欲しい、
絆を理想化し過ぎている人に対してドライな意見を聴かせて
貰える貴重な一冊なのでお薦めです。
良かった点
孤独を悪くないものと感じることと論じられており、
寂しさ・孤独と共生し楽しむという逆転の発想に驚いた
良くなかった点
経験則から古い価値観で人間社会を見ておられるので、少し時代遅れだったり、先進的過ぎたりすることも書かれていた
ある程度落ち着いた状況になって問題解決を楽しむようになったとき有用になる本だと思った
実際読後は少し孤独から癒されたし、孤独でないと出来ない楽しみについて思い出さされた。
これは僕があまり人付き合いを好まないタイプだからだと思う。
孤独で辛い人は、ある程度、自分の孤独の原因が何かを整理しておいてから読むことをお勧めしたい。
私も静かな暮らしと孤独を愛していながらも、同時に寂しさも感じていて、やっぱりこれは人として正しくない状態なのかもと迷いがあったのですが、この本を読んで一筋のあたたかい光が差し込むような感覚を覚えました。
やっぱり孤独は悪いものじゃない。
これからも大いに孤独を味わって行こうと思えました。
ただ、散々孤独であることのメリットと素晴らしさを列挙した挙句に、最後は奥さんへの感謝と、奥さんがいなければここまで生きてこられなかった的なあとがきが、、
結局答えはそれなんかい!とガクっときました。
まさにそこ(夫婦間)で孤独を感じている人にとっては余りにも救いがないのではないかとも思いましたが、考えてみればこんなに孤独の価値を書かれたんじゃ奥さんや仲間はたまったもんじゃない(笑)
孤独には価値があるが、最後は他人への感謝で締めるのが正解だよ、という作者からのやさしいアドバイスなのだと理解しました。
「やってみてもよいけど、何か気持ち悪い」と。
つながることへの幣害を感じているのかもしれません。
最近、実はFacebookを利用すればするほど気分が沈みがちになり、
幸福感を下げているとの調査結果が米の科学誌に発表されました。
考えてみれば、SNSを見るということは、
わざわざ自分の時間を割いて他人の幸福や成功シーンを
延々と見せられるということです。
余程きちんとした自分基準の幸福の価値を
確立している人でなければ、他者との比較の中で
どんどん不幸になってしまうのも無理はないでしょう。
本書は、昨今の「つながり、絆、仲間」
礼讃の風潮の中で、憂きもの、苦しいものと
されている「孤独」の価値を説いているものです。
この書の良いところは「つながることの意義や楽しさ」
を否定せずに、客観的、俯瞰的な物言いで語られているところです。
そして、かなり「多方面」からの考察がなされているところです。
例えば、映画や音楽などの世の中の創作物のテーマで
「ハッピーな恋」と「悲しい恋」で、
圧倒的に後者の方が多いのは何故なのか?
とか、
スポーツ選手が、孤独な練習に耐えて成功を勝ち得た後に
「みなさまのおかげです」とコメントするのは何故なのか?
など、事例がバンバン出てきて、読んでいて飽きさせません。
私が一番気に入ったのは、
P127~「孤独を目指すダイエットを」 の項です。
(引用↓)-------------------------------------------------------
「人間にとって孤独というものは非常に価値のある状態である。
これは、数ある欲求に直結する本能的なもの、動物的なものではなく、
人間だけにある高尚な感覚といえる」
(引用↑)-------------------------------------------------------
孤独を求める欲求を人間の食欲になぞらえて
つながることで「満腹」になるならば孤独は「空腹」の状態。
意図して「空腹」をつくるのは人間だけができる行為。
現代人は、気がつかないうちにつながることを売り物にする
商売に乗せられて「絆の肥満」に陥っていると指摘しています。
(引用↓)-------------------------------------------------------
「つながりすぎの肥満が、身動きのできない思考や行動の
原因になっていることに気づくべきである。
ときどきは、断食でもしてダイエットした方が健康にも良い。
つまりときどき孤独になった方が健康的だし、思考も行動も軽やかになる」
(引用↑)-------------------------------------------------------
考えてみれば、新書まるまる一冊使って「孤独の価値」
について書ききるというのも凄いと思います(笑)
しかし、よくありがちな概念論だけで終わるのではなく、
最終章「孤独をうけいれる方法」などのように、
孤独をいかに活用すべきかという具体的な提案もなされています。
非常に納得性の高い一冊であると感じました。
本当の孤独な人では無い。本当の孤独を知らない。作中の表現でいう孤独を恐れている人間で、なお本人が望まずに孤独になっている人にとって救いとなる本かと言うとならないと思う。